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むかわ町タウンプロモーション戦略キャッチコピー及びロゴマーク大作戦|議論のスコープ

むかわ町では、第2次むかわ町まちづくり計画(令和3年〜令和12年)の一環として、「むかわ町タウンプロモーション推進プロジェクト」が進行中です。このプロジェクトでは、2030年までの目標達成を目指し、「むかわ町タウンプロモーション戦略キャッチコピー及びロゴマーク大作戦」が実施されています。

キャッチコピーのブレーンストーミング
キャッチコピーのブレーンストーミング

会議には、一般公募で選ばれた町民4名と役場職員6名が参加し、キャッチコピーの選定を行います。その後、選定したキャッチコピーをテーマとしたロゴマークを一般から募集し、会議メンバーが最終決定を行います。私もむかわ町民として会議メンバーの一員に加わり、むかわ町を愛する皆さんとともに熱心に議論を重ねました。その中で、私自身が感じたことを備忘録します。


尚、議論の場、クリエイティブな作業、合意形成の場において、当方が暫し感じる内容であり、むかわ町タウンプロモーション戦略の内容ではございません。


ロゴマークとは
ロゴマークとは*ロゴマーク出典NTT

議論のスコープ

議論のスコープとは、話し合いや討論の範囲や焦点を指します。どのような議題について話し合うのか、どこまで深く掘り下げるのか、何を議論の対象外とするのかを明確にすることが、建設的な議論を進める上で非常に重要です。スコープが曖昧だと、議論が拡散したり、必要な結論に至らなかったりする可能性が高まります。

  • <議論の効率を高めるため>スコープを明確にすることで、議論の焦点が定まり、関係のない話題に逸れるリスクが減ります。その結果、時間と労力を効率的に使うことができます。

  • <結論を出しやすくするため>スコープが広すぎると、議論があちこちに飛び、具体的な結論が出しにくくなります。スコープを適切に絞ることで、議論を目指すべき方向に集中させることが可能です。

  • <参加者全員が理解を共有できるため>スコープを事前に共有しておくと、参加者全員が同じ目線で議論に参加することができます。この共有は、意見の衝突や誤解を減らす効果もあります。


ロゴマーク独自採点
ロゴマーク独自採点

スコープ設定のステップ

  • <目的を明確にする>まず、議論の目的をはっきりさせましょう。何を達成したいのか、何を解決したいのかを明確にすることで、スコープの基準が定まります。

  • <必要なトピックを洗い出す>議論に必要なトピックをリストアップします。このとき、すべてを議論に含めるのではなく、目的達成に必要な項目を絞り込むことが重要です。

  • <範囲と制限を設定する>議論する内容の範囲を具体的に定めます。同時に、議論の対象外とする内容(アウトオブスコープ)を明確にすることで、不要な脱線を防ぎます。

  • <時間枠を決める>議論にかけられる時間を設定し、その中でどのトピックをどれだけ深く掘り下げるかを計画します。

  • <参加者と共有する>スコープを参加者全員に共有し、必要に応じてフィードバックを反映させます。これにより、全員が共通の理解を持って議論に臨むことができます。


まとめ(むかわ町ラバーになるには)

一人親方として事業を進める場合、上記の内容すべてが必ずしも必要とは限りません。しかし、多くの人に参加してもらいたい、一致団結して取り組みを成功させたい、みんなで目標を達成したいといった場合には、共通認識を持つことが欠かせません。そのためには、意見のすり合わせや意思決定のプロセスが必要です。特に「まちづくり」のような取り組みでは、多くの地域住民の理解を得て、広く周知することが重要です。その実現には、目指すべきゴールを明確に設定することが不可欠だと考えます。

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