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スタンドアップ苫小牧!スタートダッシュのウィークエンド|北海道胆振のアイディアソンStartup Weekend 苫小牧



ピッチとは

語源は「突く」という意味を持つ「picchen」だそうで、一般的には「物事を一定間隔で繰り返して行う場合の速度・回数・幅」を意味するそうです。ビジネスの場面では、エレベーターピッチなどと使われており、ビルエレベーター内で上司に、1分程度で事業提案するため、物事を端的にわかりやすく説明する事を指します。ビジネスでのピッチ:一定時間、説明(発表)を意味します。


タイトルStartup Weekend苫小牧とは関係ない私事で恐縮ですが、私が現在ICT会社を経営するきっかけとなったのが、TEDというピッチカンファレンスのとある動画を見た事です。物事に取り組む時、環境をベンチマークして、特異点を見い出して、執行するというアルゴリズム(メゾットともいう)に魅力を感じて、今のICT会社を創業しました。


それと同時に、よく端的にまとめてわかりやすくピッチしているなと関心しました。金融工学という特殊な内容と現状を端的に網羅されていて、問題点を提案して、どうすべきかを10分で提唱するってすごいなと思いました。


伝える

弊社は現在、ホームページ制作、DTP、キュレーションといったIT利活用による「伝える」仕事をしています。物事や思いを1事で伝える、1行で伝える、3行で伝える、とにかく言葉にするという作業を行なっている時、いつもケヴィン・スラヴィンのピッチを思い出します。


伝えるって難しいなって。


なので、思いを伝える方法の1つピッチを習得したいなと思い、Startup Weekend苫小牧に参加しています。


アイディアソンとは

似た言葉でハッカソンがあり、エンジニアやデザイナーがチームになり、アイデアや意見を出し合いながらテーマに沿って一定期間開発を行い、システムを最終日に発表して成果を競い合うイベント。システムとはアプリケーションのような動くプロトタイプを作成して、技術習得を目的とすることに対して、アイディアソンは理論/理屈を重要視され、発表で伝える手段としてプロトタイプを用いる事もあるが完成度は重要視されない。アイディアを具現化する過程の”思考”が重要であり、思考を伝える方法がピッチである。

 

本記事は、弊社が2022年3月13日noteに投稿した改訂版です。


[第三回]Startup Weekend 苫小牧

2022-12-02(金)18:00 - 2022-12-04(日)19:00 JST

北海道苫小牧市表町5丁目11-5 ふれんどビル・テナント棟1F



はじめまして

北海道苫小牧市でコワーキングスペースとまこまいベース、IBURI DOT SITE.を運営している下川部淳(シモカワベ ジュン)と申します。苫小牧で起業文化が発展する事を切に願っている者である。私自身、苫小牧市内で開催されたStartup Weekendに2回参加しており、2022年中に3回目開催予定も参加するつもりだ。


オーガナイザー朝倉健太氏
オーガナイザー朝倉健太氏

Startup Weekend苫小牧とは

私は参加経験者であり、結論から先に申すと「参加した方がいい」と推奨するが、Startup Weekend苫小牧の企画や運営といった提供者ではない。あくまでプレーヤーとしての私的考察をこれから述べる。独断と偏見の塊であり、公式見解とは乖離するかもしれないこと、予めご了承願う。

Startup Weekend苫小牧とは、一般苫小牧市民である朝倉健太氏がオーガナイザー(主催者)を務め、STARTUP WEEKEND JAPAN所属の中本卓利氏がファシリテーター(議事進行)する起業イベントである。内容は3日間開催されるワークショップ形式アイディアソンで、最終日は事業計画をピッチして審査の上、順位発表がある大会型起業学習イベントだ。しかし、大会上位が目的ではなく、ビジネスモデルを構築していく過程でコーチ(指南役)からフィードバックを頂くのだが、このフィードバックこそがStartup Weekendの主幹と私は思っている。顧客の課題・問題解決こそがビジネスチャンスであるというメゾットに沿って、まだ言語化されていない課題を具現化する0→1プレシードのタスクを小グループで構築していくのである。


・それは思い込みではないのか?

・それはほんとに顧客の声なのか?

・実現可能のなのか?

・どうやって実現する?

・人生とは?

と、ひたすら壁打ちとフィードバックとで、哲学的な3日間を過ごすことになり、神に近づける。


オーガナイザーチーム紹介
オーガナイザーチーム紹介

オーガナイザーチーム紹介
オーガナイザーチーム紹介


公式の概要説明は以下の通りである。

“スタートアップウィークエンド(SW)”は、金曜夜から日曜夜まで54時間かけて開催される、「スタートアップ体験イベント」です。週末だけで参加者は、アイディアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができます。 わたしたちは、スタートアップが最初の一歩を踏み出すためのプラットフォームを目指しており、開発者やビジネスマネージャー、アントレプレナー、デザイナー、マーケター等、さまざまなスキルの人々を結びつけ、アイディアが現実になることを願ってます。 “スタートアップウィークエンド”の流れ SWは金曜の夜、みんながアイディアを発表するピッチから始まります。そしてハスラー・ハッカー・デザイナーでチームを組み、日曜の午後までに、ユーザーエクスペリエンスに沿った必要最小限のビジネスモデルを一気に作り上げます。ハスラーはマネジメントとビジネスモデルの検証を、ハッカーは機能の開発を、デザイナーは使いやすいデザインを担当します。ともに顧客開発に臨みます。 土曜の午後には、起業家や専門家によるコーチングを受けることができます。日曜夕方に審査員の前でチーム毎にプレゼンを行い、ビジネスモデル/顧客検証/ユーザーエクスペリエンスデザイン/プロダクト達成度を軸に、審査が行われます。


検討を讃えあう参加者
検討を讃えあう参加者

参加した方がいい

Startup Weekendの参加者は強い目的意識を持った野心家の集いと思っていた(私がそう)が、必ずしもそうではない。学生、フリーター、サラリーマン、経営者など肩書は様々である。また、参加目的が起業だけではなく、論理的思考で問題解決を学びたいと自己啓発的な参加者も珍しくない。


私が参加した方がいいと推奨しているのは、この様な多種多様な人種が集うビジネスコミュニティが苫小牧にあるだろうか?商工会議所の様な経済団体、商店街の様な同友店組織などレガシーなコミュニティとは全く異質なものである(私が思う)。


参加した方がいい理由

人の行く裏に道あり花の山、いずれを行くも散らぬ間に行け

大勢に順応すれば、確かに危険は少ないし、事なかれ主義で何事によらず逆らわないのが世渡りであるが、付和雷同ではビジネスに勝機はないと私は思っている。では、どうすればよいのか?


新しい環境に身をおく

毎日同じ顔触れの仲間で新しいアイディアが生まれるだろうか?同じ様な環境下で新しいビジネスは生まれるだろうか?私は想像力が乏しく、課題・問題解決を発見する事ができず、そのアイディアも生まれません。

多種多様な人種が集うコミュニティに身をおくことで、多様な価値観、多様な思考力に触れる事ができます。

私が知る限り、苫小牧市内ではStartup Weekendが最も多様で実務的な裏道コミュニティと思います。


追伸:

過去2回合計51名の参加者実績がございます。これをフェルミ推定すると苫小牧市民17万人中、10万人がアントレプレナーです(俺試算)。世界で一番アントレプレナー率が多い都市なので、ベンチャーキャピタルの皆様にも、ぜひStartup Weekend苫小牧を注目していただけると幸いです。


最後みんなで記念写真
最後みんなで記念写真

本記事と合わせてnoteもご一読くださいませ。


[第三回]Startup Weekend 苫小牧

2022-12-02(金)18:00 - 2022-12-04(日)19:00 JST

北海道苫小牧市表町5丁目11-5 ふれんどビル・テナント棟1F


 

2022年12月9日追記


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