特別開館へ
2023年3月21日(火:春分の日)気温9度の快晴の中、北海道苫小牧市高丘の北海道大学苫小牧研究林の森林資料館・森林記念館の2つ建物が一般市民に公開された。植竹研究室室長の植竹淳(ウエタケ ジュン)室長自ら来客対応を行い、興味津々な子供には顕微鏡の取り扱い方を丁寧に教えていた。
また、現在苫小牧研究林では、「苫小牧研究林の魅力を伝えたい!〜資料館の休日開放と散策路の整備〜」というクラウドファンディングプロジェクトをREADYFORプラットフォームで行っている。目標金額150万円を既に達成しており、次なる目標「210万円:森林資料館と森林記念館の休日開館(11-3月も開館し通年開館へ)」に向けて、引き続き3月31日(金)23時59分まで寄付を募る。
森林記念館とは
将棋の駒の様な形で趣のある建物が森林記念館だ。国登録有形文化財であり、正式名称は北海道大学農学部附属苫小牧地方演習林森林記念館(旧標本貯蔵室)ほっかいどうだいがくのうがくぶふぞくとまこまいちほうえんしゅうりんしんりんきねんかん(きゅうひょうほんちょぞうしつ)である。
員数:1棟
種別1:学校
種別2:建築物
時代:昭和前
年代:昭和10
西暦:1935
構造及び形式等:木造平屋建、瓦葺、建築面積119㎡
登録番号:01 - 0023
登録回:23
登録告示年月日:2000.05.17(平成12.05.17)
登録年月日:2000.04.28(平成12.04.28)
登録基準1:造形の規範となっているもの
所在都道府県:北海道
所在地:北海道苫小牧市字高丘無番地
所有者名:国立大学法人北海道大学
解説文:苫小牧演習林のもと標本貯蔵室。木造平屋建,バットレス付下見板張,切妻造の教会堂風建築の背後に,駒形屋根の牧畜舎風建築を配する。屋根窓の3連の連続窓や,側面バットレス間の横長窓などに時代的な特徴があらわれている。
*出典:文化庁国指定文化財データベース